食事でストレスを解消するデメリット

食べても食べても解消できない!

ストレスが溜まるとついつい暴飲暴食をしてしまう、という人もいますよね。そんな人には好きなだけ食べていいよと言ってあげたいところですが、実はそれ、かえってストレスの原因を作っているのかもしれません。たとえば、ストレス解消に好きなだけ食べてすっきり、となった翌日の体重計の数値を気にしないという人は少ないでしょう。たくさん食べて満足を得たあとの数値、「増えたなあ」ですませられるわけがありません。その体重増加がストレスになってしまい、ダイエットをしてもうまくいかなくて焦って色々と試してみるけど痩せられない、「ああもうストレスだ」なんてことにもなりかねないのです。ストレス解消のつもりがかえってストレスを増やす結果になる可能性があるため、食事でストレス解消をすることはおすすめできません。

満足感を得られるのは一瞬

ストレス解消で好きなだけ食事をしてもなんだか物足りない、なんて人もいるのではないでしょうか。実は食事でストレス解消をしてもあまり満足感を得ることはできないといわれています。たとえ「ああ食べた、満足だ」と感じてもそれは一瞬だけで、しばらくすると「またイライラする」ということもあります。ストレス解消で食事をするのがあまりおすすめできない理由のひとつには、消化がされにくい状態にある、ということです。ストレスは心だけではなく、当然ですが体にも負担をかけています。そのためたくさん食べたものを消化しようにもなかなか消化が追い付かず、おなかが痛くなったり具合を悪くする可能性もあるそうです。そういったことにならないためにも、ストレスを食事で解消するのは避けておくべきです。